商務部、外資系企業の知的財産権保護でシンポ開催へ
掲載日:2011/2/12 クリック回数:3321
大手外資系企業などを一堂に集め、知的財産権の保護を討議するシンポジウムが1月14日、商務部主催で北京·釣魚台国賓館で開催された。知的財産権侵害とニセモノ製造販売を取り締まる特別行動の指導グループの副グループ長を担当している商務部の陳徳銘部長が出席し、総括演説を行った。
シンポジウムには公安部、税関総署、工商総局、質検総局、新聞出版総署、最高検察院、最高裁判所などからの責任者と、中国駐在の外国商会や外資系企業からの代表らおよそ150名が参会し、中国の知的財産権保護活動や企業と政府との交流促進などで意見を交わした。陳徳銘部長は会議の席上で演説し、政府が短期間の特別行動と長期的な制度整備を両立させて進めており、知的財産権侵害行為を必ず抑えていくとの方針を説明した。さらに、外資系企業に対して、▽中国の知的財産権保護事業に対し、発展の視角から評価し、支持してほしい▽知的財産権の保護と実施により人類に幸福をもたらしてほしい▽知的財産権の紛争解決に司法手続きを活用してほしい――と期待の言葉を述べた。
(商務部公式サイト 2011年1月17日)